消えた購買欲

36度の東京。正午前。赤坂に降り立ちました。

お目当てはSiriSiri

雅子皇后陛下が休日ファッションでsirisiriのアクセサリーをご愛用になっているというニュースを見たのが数年前。先日、雑誌で見かけてどうしても欲しくなった商品があり、暑いけど足を運ぼうと向かいました。立秋までの質感に思えるし、お店もどんなのか気になるし、思い立ったらなんちゃらで、急ぎました。

 

なんと涼しげな。ガラス製で落としたら終わりだけど欲しい、と思った

赤坂駅から距離もあり、何よりこの太陽で、とにかくキツかったです。

11時半にお店に到着したのですが、開いてない!!土曜の11時半だぜ? と思い看板を見ると13:00OPENとなっておる。この後の予定もあり、13時までは待てない。せっかく来たのに。ちゃんと調べればよかった。急ぎすぎたな。

 

で、ガラス張りの店内を覗いてみたら、ありましたご所望の品が。よし、再訪するのは手間なので、ネットで買おうと思い立ち去りました。

店内奥は鏡張りになっており、店内を覗く50歳のおばはんが映っておりそれはそれはなんとも言えませんでしたが、確認できました、アレだよ欲しいのは。

 

ところが、炎天下の中、赤坂駅まで歩くうちに、あーら不思議、なんだか購買意欲が消えてきたのです。もう要らないかな、と。写真どおりかわいかったんです。なのに、もういいかな?と思い始めました。

 

どうやら、見たら満足したみたいです。もしかしてだけど、雑誌やらネットで見たものをポチってしまうのは、欲しいからじゃなくて、実物が見たいから、なんじゃないかと言う仮説が成り立ちます。あるいは "使いたいから"、"着たいから"じゃなくて、"手に入れたいから"だけなのかも。

そう考えると、買ったはいいが、使ってない、着ていない、履いてない、読んでない現象に納得がいきます。(私はよくある)

 

と言うことで今後は、ネットでポチるのは、必需品だけにして、それ以外のものは実物を見てからにしようと思いましたとさ。

 

ヒマワリは7月より8月が似合うと思う