ステルス賃上げ

Happy Friday!
2017年に始まったプレミアムフライデーってどうなったんでしょうか。プレミアムフライデーを思い出す度に勇気づけられます、企画ってスベってもいいんだ、と。

働き方改革は2019年4月から施行されていますが、こちらは今も現役。効果もあったようで、賃金の上がらない日本ではありますが、時給では上がっているよう。

(日経3月26日の記事より)

IT化が進んだこともあるでしょうけど、データによると年間実労働時間が132時間減ってるそう。確かに自分自身を振り返っても10年前に比べて仕事時間は減っています。そしてコロナでオンラインが普及したことにより、より効率的な働き方が可能となりました。

と、言うことで結果として時給換算したら給料があがっている、と言う。

なるほど。値段は据え置きのまま中身が減ることをステルス値上げと言いますが、給料は大して変わってなくても労働時間が減っていることをステルス賃上げと記事の中では表現されていました。なるほど。うまい。

 

価値観を変えるのには時間がかかるのでしょう。長時間労働が美徳とされていた時代からちょっとずつ変わってきているように思えます。働き方改革も、しっかり効果があったと言うことですね。有休取得率も過去最高を更新しているようですし。

ただ、いいことばかりでなくやっぱり賃金の総額を拡大せねば、消費が増えないからダメみたいですけどね。でも、価値観を変えるという意味で、働き方改革は少なくとも成功しているように思えます、プレミアムフライデーみたいにスベってない。よかったよかった。