茶道の稽古の帰りに寄り道をして、皇居東御苑へ。
太田道灌が江戸城を造ったときに、風水をめっちゃ意識したとかで、跡地にある皇居が風水最強、その中でも本丸跡が一番、らしい。特にスピリチュアルな人間でもないので、難しいことはわからないけど、私もここにくれば気分がスッキリするのは事実。
数年ぶりの来訪となるが、変わらずいい空気が流れていた。ありがとう、太田道灌さん。
皇居東御苑は入場は無料であるものの、手荷物検査や、入場札（コロナのせいだと思うが、なくなっていた）の受け渡しがあるのが煩わしいのか、通常、週末でも混雑していることはない。この日も、人は多くなかったけど、外国人観光客が多かった。東京の気温は４月並みの16度ということもあり、白人さんの多くは定番のTシャツ一枚。
梅はまだ満開ではなかったけど、手入れがよくされていて、天気もよく最高だった。もう少し暖かくなったら、芝生（大奥があった場所）で読書に耽りたい。
二枚目の写真は皇居東御苑から見た大手町のビル群。
ここだけじゃなく、皇居に向けて広告看板はもちろん、社名すら出さないのが普通。なので、ビル群もスッキリしていて美しい。広告のない特別な東京の空。
その昔、丸ビル等の高層階にあるレストランには、皇居の写真をここから撮らないでと書いてあった（今は知らない、約２０年前の話）。
バレないだろうとフラッシュで写真をとった元上司がいたが、数分後にお店の方から、「先ほど、皇居に向けて写真を撮られましたか？ 皇居から連絡がありました、削除してください」と削除させられていた。
皇居を覗くとき、皇居もまたこちらを覗いているのだ。byニーチェ。
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